S氏のアナフィラキシーショック

S氏が、人生初のアナフィラキシーショックを起こしたのは台湾だった。しかも台湾料理ではなく、なぜかタイ料理。トムヤムクンスープとタイ風チャーハンだった。 言葉も通じぬ中、地元の方が救急車を手配し総合病院に運ばれたため事なきを得たが、一時は意識不明に陥るほどの重症であった。一歩間違えると大変な事態になっていたはずだ。 無事帰国したS氏。アナフィラキシーショックの記憶も薄れたころ、近所にオ…

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明日は我が身

長年使い続けた古い機械は、経年劣化であちこちの具合が悪くなる。 人間の身体も同様で、老いと二人連れとばかりにガタが来る。 機械を少しでも長持ちさせたいならば、油をさすなり部品を取り換えるなり、それなりの手間と経費をかけねばならない。スウィッチのオンとオフ、駆動軸なども、負荷をかけないよう丁寧な使い方が求められる。 人間も同様だ。ヒトという機械を、何十年も使い続けていると、使い方によ…

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無知は罪。台湾の歴史に思いを馳せた小さな旅でした

台湾に行ってまいりました。2泊の旅でしたが、前回以上に実り多い時間を過ごすことができました。 初日は、台湾ランタンフェスティバルの点灯式です。台北から新幹線で桃園に戻りまして、怒涛の人混みの中、「CNNの世界で参加してみたいイベント第8位」のフェス会場に身を置くことができたのでした♪ よさこいや民俗芸能など、日本からもたくさん参加しています。ぜひともエイサーチームにも参加していただき…

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ブラック介護の現場を目撃したからこそ言えることがある

一昨年、沖縄県の老人保健施設から、叔母を無理やり退院させました。「契約違反になるから今すぐ退所できませんよ」と主張する施設側とは相当もめましたが「入所者の事故は県に報告義務があるはず。報告しましたか?」で、施設側は折れました。 この施設、沖縄では介護専門の大手系列です。デイケア、リハビリ専門病院、老人ホーム、そして老健施設など、介護ビジネスを一手に引き受けて手広く展開しています。 家…

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便利さと効率を求め続ける未来には何が待っているのだろう

先日テレビで、ロボットのスタッフたちが活躍する「変なホテル」が紹介されていました。環境に配慮し、最先端の技術を使い、徹底的に生産性を高めてサービスする、というコンセプトだとか。多分、人手不足と経費削減を同時に解決したいという思いもあるのでしょう。 変なホテルのコンセプトは理解できるとしても、私は、ちょっと考えこんでしまいました。 日本の人口減少⇒人手不足⇒ロボットで解決⇒ニンゲン不要…

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すべては音楽から生まれる(琉球新報「晴読雨読」2014年9月21日)

「音楽は嫌い」という人が世の中には居るだろうか。 もちろんクラシックもあればポップスという具合に幅広いため、人によって好みが違う。ジャズは好きだがロックは苦手という人もいる。しかし、音楽とはいったい何だろう。なぜ我々はこんなにも、新しい音楽を生み出し続けているのだろう。所詮音楽は音の羅列なのだ。 言葉を生み出す以前から、我々はオトを知っていた。波の音。風のささやき。時には暴れる大自然…

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